今週のお店定休日はライドと展示会に行ってきました。
火曜日は少し空いた時間が出来たので40kmほど走ってきました。
行先は走り出してから考えようとあまり考えずに出て、友人から筑波山をうしろにきれいな写真を撮れる場所がないか相談を受けていたのでそれっぽい場所を探して走ってきました。
走っては止まり風景を見てまた走っては止まる。距離を走ることは出来ませんが、こんなことできるのは自転車の特権!
徒歩では距離を歩くことが厳しい、車では引き返したり立ち止まったりしにくい。
自転車なら楽に引き返せるし、スポーツバイクなら速度も出て長い距離も走れるのでこんなときにピッタリです♪
さらに秋探しのサイクリング。
そろそろピークとなるコスモス、沿道に咲く花を片目に、時に止まって休憩がてら写真を。
そんなのんびり秋サイクリングを楽しんできました。
この日はかなり温かい陽気だったのですべて夏物であわせて、夕方以降の冷え対策にジレをポケットにしまって出て帰りに羽織りました。
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水曜日はフカヤの製品展示会でした。
気になるものはいくつかありましたが、その中でも特に気になったもの、興味深かった話をします。
新製品で気になるものはミノウラの3本トレーナー、LiveRoll R730です。
バーチャルサイクリングとダイレクトマウントタイプのスマートトレーナーが人気を博しているサイクルトレーナーですが、ライド目的を問わずトライしていただきたい物が3本トレーナーです。
メーカーさんによると、今年から徐々に再開しつつある各種サイクルイベントはどれも大盛況だそうですが、落車などのトラブルが以前より増えてしまったそうで。
その原因の1つがバランス感覚なのではないか、ということでした。
ダイレクトマウントのスマートトレーナーはその静粛性の高さから住宅のタイプを問わず使用できるということで人気が高いのですが、自転車をがっちりと固定してしまうためバランス感覚を養うことには不向きです。
その点3本ローラーはその名の通り、3本のローラーの上に車体をのせて走らせるもののため支えはなく、自身のバランス能力で倒れないようバランスを取りながら乗る必要があります。
これにより鍛えられるのが体幹を使ったバランス能力と、前を向いて走る能力です。
転ばずに走るには重心を安定させ遠方を見ながら走ることが第1条件です。
下を向いて走るとふらつきやすくバランスはとれません。3本ローラーに乗れるようになると自然とバイクのコントロール能力が向上します。
3本ローラーを一生懸命研究し製造しているメーカーは多くなく、日本のミノウラがその主となるメーカーで、世界各国ロードバイクやトラック競技などでも使用されています。
R730はR720の後継にあたるモデルで、今回ドラムを小径化することで負荷がかかりやすくなり、ベースの長さを伸ばしグラベルロードや29インチMTBでも使用できるようモデルチェンジしたそうです。
3本ローラーで最も気になるのは音です。
タイヤが3本のローラーに摩擦するためダイレクトスマートローラーよりは音が鳴ります。
それでもR730ならエントリーモデルのモッズローラーよりもボディの剛性が高く揺れにくく、小径化されたドラムによりタイヤとの接地面積が小さくなったことで音は静かな部類です。
ハイエンドタイプの3本ローラーでダイレクトタイプのスマートローラー並みに静かなAbsorb Roll R820Aというものもありますが、3本ローラーとしてはかなり高級な部類。R730は5万円以内で購入できる3本ローラーの中では最も静かなタイプです。
ご興味のある方はぜひご相談ください。
オーストリッチからはX-PAC素材を採用した限定カラーのハンドルバーバッグ、ステムバッグ、シートミニバッグが登場です。
X-PACはヨットの帆に使われる耐久性の高い素材で、最近ではアウトドアグッズを中心に使われ始めています。
格子状に編まれており耐久性が高く軽量なことが特徴です。
キャリアダボのない自転車にも荷物を積載できるバイクパッキングは荷物積載能力に乏しいロードバイクにとっては大きな味方です。
シートポストとサドルに括り付けて使う「シートポストバッグ」と呼ばれるバッグが最も大きな容量を稼ぐことが出来ますが、そこに荷を集中させてしまうと立ち漕ぎしにくくなります。
荷物を分散積載するにはハンドルバーバッグはフレームバッグの利用が便利です。
オーストリッチのハンドルバーバッグはロードバイクの様な比較的幅が狭く取付空間のない自転車にも取り付けられるコンパクトサイズです。
1ポケットデザインでシンプルで使いやすく、中に入れた荷物へのアクセスもしやすいです。
インスタにアップした写真では分かりませんが、バッグ後ろにはヘッドチューブなどへ巻き付けるためのストラップをつけるリングが設けられています。
最近流行っているというステムバッグもラインナップされており、ボトルや補給食、モバイルバッテリーなどを収納しておくのに良さそうでした。
面白いと思ったアイテムはSENAのヘルメットです。
耳をふさがずに使えるインターコム&ヘッドセットが内蔵されたヘルメットをラインナップ。
グループライドでは同じヘルメットを着用しペアリングを行えば900mくらい離れていても通話が可能です。
最新のR2 EVOを被って展示会場内で担当者と離れた会話したところ予想以上にくっきりとした音で通話できました。
この自分に聞こえている音は耳に向けて音が届くようにスピーカーが向けられているため、周囲にはスピーカーから聞こえてくる音声は聞こえないそうです。
欠点は同じヘルメットを被っていないと使えないという点ですが、夫婦ライドやカップルライドなどで使うと良さそうでした!
自転車に乗っていると風切り音もしくは前方、横からの音しか聞き取りにくくなり特に後ろからの声って聞こえにくいんですが、これなら常時クリアな音声を聞き取ってライド中も行先や休憩タイミングの相談などに役立てられそうです。
ソロライドで使用する場合はスマートフォンと接続することで音楽を聴くことにも使えるということでした。
イヤホンやヘッドホンを使うと条例違反になることがありますが、SENAなら耳を覆わずに済み環境音・周辺音もしっかりと聞き取れると思います。音量の上げ過ぎには注意し安全に配慮して使用したいですね。(茨城県の場合イヤホン等を装着し自転車に乗った場合5万円以下の罰金となる場合があります。詳しくはこちら)
RxLからは新しくメリノ製のアームウォーマーが登場します。
メリノは羊の毛を使った自然の素材で、湿気をコントロールする能力と保温能力が高く、冬のアイテムにはよく使われています。
一般的なウールはチクチクすることもありますが、メリノウールは柔軟で優しい触り心地でチクチクしない素材です。
肌の余分な水分は吸い取って適度に保ち、保温します。
アームウォーマーもいろいろなメーカーから出ていますが、個人的にもRxLはアームカバーにソックスと使用しているので自信もってお勧めできます。
他にも見どころはありましたが、商品入荷時にご紹介いたします!
お楽しみに!
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