職人マツナガ通信

7月14日 チューブレスタイヤ&シーラント

マヴィックのコスミックカーボンSLR32を駆るMさんから連絡がはいる。
4月にパンクしてしまい交換したタイヤがまたパンクしてしまったとのこと。
前回も完全に穴が開いていたパンクでしたが、
今回も釘のようなものがささってしまったとのこと。
パンクされない方は年に一回するかしなかという位なのですが。
Mさん、ちょっと運が悪い。
刺さっていたものを抜いて、置いておくと一晩位で空気が抜けてしまうとのこと。
一晩もつのであれば、シーラント再注入でなんと持ち直すかもしれない。
っということで、お持ち込みいただきました。
この作業のツボは、シーラントを入れた後よく車輪をまわすこと。
以前マヴィックのメカニックに、シーラントをいれたあと、
手にもって数回クルクル回せばそれでOKと教わったのですが。
それだけでは、シーラントがタイヤ内部にまわりきらなくて、
しばらくすると空気が抜けてしまうことがありました。
なので、ボクは車輪をフォークにセットして、かなり時間をかけて車輪を回し続けます。
それも、縦でまわして。
さらに、横にしてまわします。
横も左右両方です。
これをやりだしてから、空気漏れはなくなりました。
今回もこの手順でやってみました。
そうして最後に、開いた穴の位置を下側にして、
シーラント液が穴の付近にたまるようにして一晩おいておきます。
これで明日空気が抜けていなければ、タイヤ延命成功です。
結果はいかに。