職人マツナガ通信

8月3日 図面決まり、材料選び!

KさんのプロジェクトM定年退職記念号、
先日作った図面を改めて確認をします。
図面とにらめっこをしながら、Kさんがこのバイク乗っているところを想像します。
OKですね。
図面これでいきます。
図面がきまったので、お次は材料選びです。
身長181cm、体重78kg、という大柄なKさん。
用途は平地50㎞前後の快走ということなので。
踏んだ時に気持ちよく進んでくれるくらいの剛性がいいようです。
これを主眼に選んでいきます。
カーボンチューブ、ダウンチューブは、弾性率80トンのノーマルサイズのもの。
カーボンチューブ、シートチューブは、弾性率40トンのノーマルサイズのもの。
カーボンチューブ、トップチューブは、弾性率40トンのノーマルサイズのもの。
チェーンステーは、カイセイ三元合金鋼8630材、22.2Φの0.7㎜肉厚のもの。
シートステーは、同じくカイセイ三元合金鋼8630材、16.0Φの0.5㎜肉厚のもの。
ラグの肉厚は、ダウンチューブ用となる、ヘッド側、BB側を0.9㎜肉厚に。
その他の部分は、0.8㎜肉厚でいきます。
リアエンドは、もう廃盤になってしまった、カンパニョーロコルトエンドをチョイスです。

ホィールのセンターを、短いネジで微調整できるエンドです。
ホリゾンタルのフレームにはピッタリの相性とおもいます。
決めた材料を実際に並べていきます。
この時に、注意深くオーナーのKさんを思いつつだしていき、
手に取った瞬間になにか違和感があれば再度検討をします。
いいじゃないですかね。
違和感なしです。