ＫさんのプロジェクトＭ作業、ラグチューブの肉厚、長さカットがおわったので、
お次は、ラグチューブのつきあわせがスムーズになるようにザグリ（ミーリング）作業です。
フライス盤を使います。
まずフライス盤についている万力のセンターを刃物にあわせます。
突合せにになるチューブと同じ外径のホルソーという丸い刃物をフライス盤にせっとします。
そして、フライス盤の万力を図面にあるカッティング角度にあわせます。
後はラグチューブを万力にセットして、カッティングです。
こんな感じでカットします。
それぞれつきあわせにくるチューブの外径、角度が違うので、
その都度、刃物を交換、万力の角度を調整してカットしていきます。
全部できました、勢揃いです。
あとは、ヘッドチューブにガス抜き穴をあけます。
ロー付けで高熱になるので熱圧縮したパイプ内の空気を逃がすための穴です。
この穴も、軽量にするためにできるだけ大きく開けます。
ボール盤であけるのですが、最初かこんな大きい穴はあけられないので、
細いドリルから、何段階かにわかて、徐々におおきくしていきます。
ラグパートの下ごしらえができました。
