職人マツナガ通信

10月20日 押しても駄目なら引いてみよ

プロジェクトMも駆るKさんの、通勤バイクアンカーのオーバーホール作業です。
必要なメンテナンスの作業を終えて、
リクエストのメーターブラケット位置の改良作業です。
ハンドルのフラット部分には、フラット部分でも変速できるSW-R9150のスイッチがついているために、
ハンドルには、メーターやライトなどを取り付けることができない。
なのでKさんブルべ用のエクステンションバーを使い、
そのバーに、ライト、スピードメーター、Di2モニターをに取り付けています。
うまく収まっているのですが、Di2のバッテリー充電時に、
Di2モニター横のジャック部分に充電コードをさそうすとるとブラケットの腕が邪魔をしてしまい大変やりにくといこと。
そこで、Di2モニターの位置をなんとかずらして、コードを指しやすくできなかというご相談。
原理的には、充電ジャック口を、ブラケット腕のの外側に出せばいい。
まずは、ブラケットの腕を下に向けてやってみましたが、これは全然位置が出ませんでした。
なので、今度は上向きにです。
上向きにセットすると、なんと充電口が腕の外側にでます。
画像の赤〇位置が充電口です。
ん~、これなら充電時コードは差しやすいでしょう。
これで、Kさんにこれでいかがでしょうか、ということでご連絡。
しかし、Kさんどうも見た目が気になるようで、現物を確認しますとのこと。
ご来店いただき、現物を見ていただいたのですが。
やはり、どうも、この上向きはカッコがよくないといことで、あまりお気に入りでないご様子。
ん~、そうか、見た目がダメか、なにか方法はないかと改めて考えてみる。
ブラケットじっとみつめていると、ブラケットの腕が、への字型なのに気付く。
ブラケットの腕を、逆への字型にとりつければ、ブラケットを下げられるかもしれない。
でやってみると、できた。
ほぼ水平位置で、充電口がブラケット腕の上側にセットできました。
ブラケットを逆さにつけただけなので、最初から気がつけよ、っというところなのでしょうが。
ニンゲン、ブラケット位置はこうつけるといわれてしまうと、
それ以外の付け方はみえなくなってしまう。
押しても駄目なら引いてみよ、精神重要です。
無事メンテナンス終了です。