職人マツナガ通信

6月27日

モデルチェンジ。
もうそろそろ2011年モデルのバイクの発表会が各ブランド始まります。
毎年のモデルチェンジ、ぼくがスポーツバイクをはじめた頃にはなかったことです。
メーカーはその技術力を発揮するためにモデルチェンジをすると思うのですが、
需要を掘起するためのチェンジとおもえるものもあります。
先日新聞で、アイポッドのデザイナーは、最低10年は飽きられないことを目標につくったというような事を読みました。
作り手としては、ずっと使ってもらえるもことが喜ばしい事で、それを前提につくるのだと思います。
これに対して企業としては存続のために、はいやいサイクルのモデルチェンジによる買換需要堀起が必須。
この相反する事のバランスの取り方がそのブランドの姿勢かなと考えています。
毎年のモデル発表にはそういう点を注意してみるようにしています。
スポーツバイクを販売する自分としては、各メーカーの姿勢を認識するのはとても大事な事だと思っています。
そんなことを考えつつ、もう何十年もつづいているクロモリのロードバイク、
デローザのネオプリマトをこの週末納車しました。