職人マツナガ通信

11月21日

工房巡礼。
今月20日発売のサイクルスポーツ誌の
”大前仁の工房巡礼”というページにフレーム製作職人として松永を取り上げてもらいました。
取材時のボクのつくるものやつくる姿勢など、まとまりのなかった話をよくよくまとめて頂いてます。
まとめてくださった大前氏に感謝。
よかったら見てください。

サイクルスポーツ。
ボクがはじめて手にしたのは、たしか12才だったと記憶します。
スポーツ自転車に興味を持ち始めて、
別の目的で入った本屋さん、何気なく棚をみまわしていたら目に付き、
うわぁー、こんな雑誌が世の中にあるんだ、とうれしくなり、飛びついて買った思い出があります。
目にはいってくるものすべてがはじめてのもの。
知らないブランド名、専門用語、読んでもちんぷんかんぷんな記事。
とにかくわからないことを知りたいという欲求で、
毎号買っては隅から隅まで何回も何回もなめまわすように読んでました。
サイスポ中毒ってな感じです。
今でも思い出すのは、中学生になって試験勉強を夜にやるのですが、
フッと息抜きにペラペラページをめっくてしまうともうとまらなくなってしまい結局勉強できずじまいということがつづいたので、
試験中は本棚のサイスポ欄にはカーテンをかけて雑誌を見えなくして、禁サイスポなんてことをしたことがありました。
今月号のアーカイブというページを読むと、来年で創刊40周年ということは、創刊1970年。
ということは、ボクが9才の時に創刊されたので創刊3年目に読み始めたということになりますね。
そんな雑誌に自分が登場するのは、何とも感慨深いものがあります。
今でも自分のような中毒少年というのはいるのかなぁ。

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